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財務専門官のキャリアパスを支える研修を説明する写真

財務専門官のキャリアパスを支える

研修

 職員のキャリアパス等に応じた研修体系の下で、財務専門官として必要な専門知識等の取得を通じ、職務遂行能力の向上を図るための研修を実施しています。

 キャリアパスに応じて「基礎研修」、「実務研修」、「特別理論研修」等の区分で実施され、それらの実施形態として、西ケ原研修合同庁舎内の財務総合政策研究所研修部(東京都北区)で行う「中央研修」、各財務局で行う「地方研修」があります。

 また、業務に従事しながら受講できる「通信研修」はさまざまなコースが用意されており、専門知識の習得や資格の取得など、職員の自己啓発のサポートも行っています。

基礎研修(主な対象:新規採用職員)

  • 基礎研修
     西ケ原研修合同庁舎にて、財務本省・財務局の新規採用職員を対象に、入局後の4月から約2ヶ月間実施しています。ここでは社会人、国家公務員としての基礎知識やビジネスマナー、財務省・財務局職員として必要な法令及び実務専門知識等を習得するための講義を実施しています。
  • 地方基礎研修
     上記研修終了後、各財務局において、地域の特性や各財務局の実情に応じた基本実務及び配属先の専門実務を習得するための研修を実施しています。

実務研修(主な対象:係長クラスの職員)

 業務遂行能力を高めることを目的として、業務に必要な専門的、実務的知識や理論を習得させる研修を約40コース実施しています。

<中央研修>

経済調査事務研修、主計事務研修、融資事務研修、モニタリング研修、開示審査基礎研修、
国有財産総合研修、国有財産審理事務研修 など

<地方研修>

証券取引研修、初任検査官研修、国有財産事務研修 など

特別理論研修(主な対象:中堅係員クラスから係長クラスの職員)

 財務専門官の中核的人材を育成するため、より高度な専門知識・理論や教養等を習得するための「中央研修」を実施しています。

  • 国際財務理論研修<公募型>
     中堅係員以上を対象に、業務の国際化に対応した国際財務報告基準等の知識を習得させるものです。国内研修と海外研修で構成されます。
  • 不動産鑑定理論研修<公募型>
     中堅係員以上を対象に、不動産に関する行政法規、不動産鑑定理論に関する高度な知識を習得させるための研修を実施しています。
  • 高等理論研修<公募・選抜型>
     係長クラスを対象とした研修で、高度な経済・法律理論、実践的実務、及びマネジメント能力を付与し、今後の財務局行政の中核となりうる職員を養成します。

通信研修

 広く職員の自己啓発意欲を高め、業務に関する専門知識等の習得のため、「財務会計」「宅地建物取引理論」「金融」「ファイナンシャル・プランナー」「中小企業診断技能」「英語」等のさまざまなコースを用意しています。