財務省 採用案内 2013
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Fiscal Policy財政政策05<業務の主なカウンターパート> 主計局の任務は、健全な財政の確保により経済社会を発展させることです。我が国の国・地方を合わせた長期債務残高が22年度末にGDP比180%程度となる見込みの中、この先進国中最悪の水準ともいわれる極めて深刻な財政状況を、綿密な調査や財政分析の下、中長期的に好転させていくことが、主計局の最重要課題となります。<概要>各省庁/経済界/学界/マスコミ/政策金融機関/独立行政法人 等予算編成とは予算編成 国に期待される役割には大きなものがありますが、現役世代からの税収や将来世代からの資金調達による財源には限りがあり、どの施策にどの程度の財源を使用するかが自ずと争点となります。主計局は、予算及び決算の作成に関する事務をつかさどっており、各省各庁の意見を調整しつつ、国の政策・予算全体での優先順位や整合性を考え、予算を配分していく役割を負っています。 予算編成作業は、例年夏に行う「概算要求基準」(いわゆるシーリング)の決定から本格的に始まります。各省各庁はこの予算の概算要求基準が定める上限の範囲で、例年8月末に「概算要求」を行います。9月以降、主計局では、提出された予算要求の個々の施策について、その施策が公益性に照らして妥当か、その年に行うべき施策か、官民や国と地方の役割分担の上で適切か、施策の目標のために有効な手段かといった視点から、各省各庁の説明を聞きながら精査し、検証します。 折衝に当たっては、各政策分野のプロである相手省庁の言い分を良く聞き、政策を十分に勉強するのはもちろん、これまでの経験で培った様々な知識を総動員して臨むこととなります。予算の編成過程を通じ、主査、主計官、省幹部、政治家といった様々なフェーズで、相手省庁等と議論を重ねていきます。 予算編成過程では、主計局からも、「○○の方法の方が、もっと少ない財源でも同じ政策効果が得られるのではないか」、「予算措置よりも法規制で対応すべき課題ではないか」、「予算措置をテコに△△の自律的な取組を促す仕組みを作れないか」といった提案を積極的に行います。このような議論を一つ一つ積み上げ、年末の政府案決定に向けて、他の施策とのバランスや優先順位などを勘案しつつ、相手省庁と一緒に要求内容を作り替えていくのです。 主計局では、国の予算の作成の他、予算の執行の調査、決算書の作成もつかさどっています。先ず、いわゆるPDCAサイクルのチェック及びアクションに該当する取組みとして、実際に予算の査定に携わる職員や予算の執行の現場に接する機会の多い地方の財務局の職員が、予算の執行の実態を調査し、予算の効率化に向けて改善すべき点等について指摘を行い、予算編成に反映させる作業(予算執行調査)を行っています。 最後に予算執行の締めくくりとして決算書を作成します。主計局では、分かりやすい決算書や国の財務諸表の作成に努めており、決算の状況を次年度以降の予算に適切に反映させていくよう努めています。

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