財務省 採用案内 2013
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Cross Talk若手職員座談会37現在どのような仕事をしていますか?いわゆるワークライフバランスはどうでしょうか?財務省で実際に働いてみて、 イメージは変わりましたか?津田:いまは国際局の国際調整室というところにいて、各国の政治経済情勢、金融規制改革などの動向を調査し、資料にまとめ、関係部署への情報配布を行うという仕事をしています。また、突然幹部などから電話がかかってきて担当国が公表した政策について質問されたり、担当国の政治経済情勢を包括的にまとめて幹部全員の前で発表する機会も頻繁にあります。いつ何時質問されても瞬時に答える反射的な仕事と、得た情報を体系的に分かりやすくまとめて整理・発表するアナリスト的な仕事の絶妙なバランス、そして自分がアウトプットした内容が政策形成のベースとなって、国民生活に影響することでの緊張感は、好奇心旺盛な自分にはたまりません。澤田:財務省では非常に少人数で幅広い分野を担当するので、どこの部局でも裁量や責任が非常に大きくなりますよね。私は主税局調査課というところで、フランスの税制についての調査を一手に任されています。自分が調べて作成した資料が、次年度の税制を議論する政府の会議で使われるのは嬉しいですね。例えば平成23年度税制改正大綱の中に、給与所得控除に上限を設けるという制度が盛り込まれたのですが、調査課で作成した給与所得控除に関する国際比較の資料が根拠として用いられました。来年度の改正でどんなことが注目されているのか、リアルタイムでかかわっていけるのも調査課の魅力だと思います。田中:税制改正もそうですけど、いま世間で話題になっていることの生の情報をリアルタイムで知ることができ、かつ自分の仕事が政策に直結しているという点は、財務省全体を通じて言える魅力かもしれません。僕は関税局の参事官室というところにいて、EPA・FTAとかTPPの関係の仕事をしています。最初に配属されたときは財務省ってこんな仕事もしていたのか、と驚きましたが、財務省はホントに様々な政策に顔を出していますよね。筧:自分は主計局の法規課という部署でお世話になっておりますが、主計局の一般的なイメージである「相手省を呼んで、○○事業費の必要性を一から議論する」という仕事とは異なり、「予算に関連する各省庁の法律を横串で見る」という少し特異な職場になります。また、いわゆる「特例公債法」を国会に提出する担当でもあるため、一から法律を作っていく作業にも携わっています。予算と法律という両面を見られることは、政治と行政の関係を意識することになり、その意味で有意義な経験をさせて頂いています。田中:僕の場合は、イメージが「変わる」以前にそもそも働くイメージが湧いていなかったのが正直なところ(笑)津田:確かに確固としたイメージがあったわけではないかも。ただ、思っていたよりも、フラットな組織だとは思いました。国際局は特にリベラルな雰囲気があって、トップの局長とボトムである係員との距離が非常に近い。勉強会なども頻繁に開催され、係員であっても発言する機会には数多く恵まれます。多くの方が財務省をお堅い真面目な組織だと思っているかもしれませんが、自由闊達に議論できる環境は、世間一般のイメージとは全く異なると思います。澤田:私は非常に懐の深い組織だなぁという風に感じています。私の同期にしてもほんとに色んな人がいて、変わった人(?)もいますし、人によってやりたいと思っていることも全然違う。でも、そういう多様な人材を受け入れる懐深さが財務省にはあるし、どんな人もきちんと育てていこうという環境が整っているように感じます。筧:澤田さんの言う「同期の変人」を自覚する身からしても、「本当にいろんな人がいるなあ」と日々感じてますね。そんな中でも職員に共通して言えるのは、結果に対してシビアということです。生半可なことを言えば即座に突き返されます。ただ、それは仕事に対して真剣に取り組むがゆえであって、むしろ自分の不勉強を反省しないといけない。その意味では、「そんな簡単に仕事ができると思うな」というのが今の感覚でしょうか。澤田:一年働いてみて気付いたのは、基本的に季節労働だという
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