財務省 採用案内 2013
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Hirotsugu Shinkawastep.5step.6step.7step.8 02年には文書課に異動。文書課の最も大切な仕事は財務省が組織全体として機能的・効率的に力を発揮できるよう内部の連絡調整を行うことです。大臣、副大臣、大臣政務官、次官などの指示を関係各所に迅速に伝達し、また、財務省が置かれた状況や直面する問題に組織全体として機敏に対応できるよう、時には担当部局にチョッカイを出す場面もありました。 04年からは、金融庁に出向。法律や制度の企画立案を任され、銀行、保険、信託、証券など様々な分野で制度改正を担当する幸運に恵まれました。さらに、十数年ぶりに市場行政も担当することとなり、世界的規模で進行する証券取引所の合従連衡や千分の一秒単位で競うシステム開発競争を目の当たりにしました。以前担当だった頃には「世界の三大市場」とまで謳われた東京市場の地位の低下は否めません。市場の公正性確保と活性化は関係者にとって永遠の課題です。 07年には再び主計局の厚生労働係に、今度は企画官として配属。当時最大の懸案は基礎年金の国庫負担割合引上げ問題であり、年金財政を支えるための安定財源確保が焦眉の急でした。社会保障費の伸びの抑制のみでは対応が難しくなりつつあるなかで、年明けには社会保障国民会議が発足し、年金のみならず社会保障全体についての議論が本格化しました。予算編成期が終わったからといって気を抜いてはいられません。 08年夏には大臣秘書官を命ぜられました。文書課時代もそれなりに大臣のお側にいるつもりでしたが、秘書官となるとまるで別物です。職務の中身についてはその性質上、あまり外にお話できないことも多いのですが、様々な場面にあって、国政のために尽くされる大臣の姿には頭が下がりました。色々と教わることの多かった濃密な数ヶ月でしたが、秋の組閣に伴う大臣交代とともに、秘書官も異動となりました。 08年秋の移動先は主税局の調査課長でした。主計局時代に懸案となっていた基礎年金国庫負担割合は、09年度までに安定財源を確保の上、二分の一に引き上げることがかねてよりの方針でした。しかしながら、経済が低迷するなかで、その財源を直ちに税制の抜本改革に求めることは困難な状況でした。こうしたなか、持続可能な社会保障構築とその安定財源確保に向けた新たな筋道を策定する作業に携わりました。 09年からは税制第二課長として、消費税を担当することとなり今日にいたります。今の持ち場にあって、これまでの知識と経験の全てを活かして良い仕事ができた・・・、と後に振り返れたら幸せに思います。大臣官房文書課課長補佐金融庁出向主計局財務大臣秘書官step.8主税局28
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