現在位置 : トップページ > 財務省の基本情報 > 採用情報 > 財務省本省採用情報 > 先輩からのメッセージ(国家I種) > 平成22年度版 > 平成22年度版 T種 [目次] > 採用情報-平成22年度版 I種 職員からのメッセージ [若手編 吉本 暁子]

採用情報-平成22年度版 I種 職員からのメッセージ [若手編 吉本 暁子]

職員からのメッセージ

2010財務省

職員からのメッセージ [若手編] 吉本 暁子【大臣官房総合政策課】

PROFILE

平成21年
大臣官房総合政策課

見習い、一年目

はじめに

 「日本のために働きたい」、その一心で私は国家公務員を志しました。あれから一年近く経ちますが、実際に仕事に関与し、時に緊迫した状況下で過ごす日々は、入省前に感じた思いをかえって強くしています。

激動の中で歴史を生む

 係員の一日は、新聞を丹念に読み込むことから始まります。ほぼ毎日のように課の仕事に関連する記事が1面を占めますが、政府の政策の評価を知り、より多面的な視点を入れつつ政策立案を行うためにも、マスコミ各社の報道ぶりを調査することは大切です。この他にも、四半期GDPや雇用統計の速報、国内外の各シンクタンク発表経済調査レポート、各国中央銀行による金融政策など、時宜を逃さず必要な情報を入手し、頭に叩き込みます。地方経済・産業の動向調査のために実際に現地の県庁や民間企業に出向くこともあり、その際は朝から晩まで分刻みのスケジュールです。

 日本銀行の金融政策決定会合に上司が出席するにあたって政府としての方針の検討を行ったり、国会内で開催されている委員会や本会議のために作成した資料を持って、国会や衆議院・参議院の議員会館を行き来する日もあります。首相官邸の総理大臣秘書官に各種書類を毎朝届けるのも、総合政策課一年生の役割です。重大な発表を控えた日には記者も大勢詰めかけており、張り詰めた空気が流れます。

 昨年十二月には財務省内全体の各局を取りまとめ、他省とも連携を取りながら、未来を見据えた日本の成長戦略を策定しました。今後の日本はいかにあるべきかという根源的な問いに真正面から向き合いつつ、肉付け作業を引き続き行っています。

 こういった成長戦略や経済政策を立案する上で、課内では日々喧々諤々の議論が繰り広げられています。初めは意味不明な宇宙語のようであった議論が、少し知識が増えるにつれ、僅かずつですが自分の中でも意味を持ち始めます。一つ理解できることが増えると、視界がぱっと開ける一方で、以前はその存在に気づきもしていなかった新しい問題点や疑問点が生まれます。その奥深さを知るにつけ、重い責任を背負って決断を下す上司の姿に尊敬の念を新たにします。

岐路に立つとき

 一つを選ぶことは他の全てを捨てること。また私の人生を他の人が代わりに歩んで行ってくれることはありません。自分の行動の結果は冷徹なまでに自分に返ってきます。よって職業人として一生を賭す先を決めるにあたっては、自らの心をよくよく問いただし、自分にとって変わらない本質を探す必要があると思います。

 財務省の官庁訪問では高い志が根底に流れる魅力的な人々に出会うことができました。そして10年後20年後に自分自身もこのようになりたいと願って就職しました。何とか役に立とうと懸命に過ごしていても、学ばせてもらうことばかりの日々ですが、いつか周囲に還元できるようになることを目指して働いています。

 みなさんも是非一度、財務省を訪れてみてください。充実した仕事場があることを実感していただけることと思います。

前のページへ [「平成22年度版 T種」目次に戻る] 次のページへ
財務省の政策
予算・決算
税制
関税制度
国債
財政投融資

国庫

通貨

国有財産

たばこ塩


国際政策
政策金融・金融危機管理
財務総合政策研究所