財政制度等審議会 第29回国家公務員共済組合分科会 議事要旨
1.日 時 令和元年12月2日(月)15時00分~16時24分
2.場 所 財務省第1会議室(本庁舎4階)
3.出 席 者 【委員】
川北 英隆、関 ふ佐子、井堀 利宏、加藤 康之、衣川 和秀、
寺井 公子、鳥畑 与一、二階堂 豊、原 佳奈子、山崎 泰彦
(敬称略)
【事務局】
阿久澤主計局総務課長、斎須給与共済課長、辻共済調査官、
楠田共済計理官、大石課長補佐、岡田予算実地監査官
【国家公務員共済組合連合会】
菊地専務理事、長谷川資金運用部長、水村運用リスク管理室長、
早坂年金企画部長
4.議 題
(1) 平成30年度の年金積立金運用に関する業務概況書について
(2) 平成30年度の厚生年金積立金の管理運用状況に対する評価について
(3) 短時間労働者への国家公務員共済組合制度の適用拡大について
(4) 今後の長期給付事業の見通しについて
5.議事経過
○ 国家公務員共済組合連合会から「資料1-1 平成30年度業務概況書」及び「資料1-2 令和元年スチュワードシップ活動の報告」について説明が行われた。
その後、事務局から「資料2 厚生年金保険法第79条の8第2項に基づく国家公務員共済組合連合会にかかる管理積立金の管理及び運用の状況についての評価の結果(案)」について説明が行われ、国家公務員共済組合連合会の管理積立金の管理及び運用の具体的な状況等について、議論が行われた。
○ 事務局から「資料3 短時間労働者への国家公務員共済組合制度の適用拡大について」に基づき説明が行われ、短時間労働者に対して国家公務員共済組合制度の短期給付を適用していくという方向性について了承された。
○ 事務局から「資料4 今後の長期給付事業の見通しについて」に基づき、経過的長期給付の財政
見通し、KKRにおける次期基本ポートフォリオの前提、退職等年金給付制度における財政運営と
積立金運用のあり方について説明が行われた。
委員から長期給付事業の現況と見通しについて質疑が行われ、今後の課題について議論が行われ
た。
(以上)