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財政制度分科会(平成27年9月30日開催)議事要旨

 財政制度等審議会 財政制度分科会
〔議事要旨〕

1.日時 平成27年9月30日(水)15:00〜17:00

2.場所 財務省第3特別会議室(本庁舎4階)

3.出席者

(委員)
碓井光明、遠藤典子、大宮英明、黒川行治、角和夫、竹中ナミ、田中弥生、土居丈朗、富田俊基、中空麻奈、吉川洋、板垣信幸、伊藤一郎、井堀利宏、老川祥一、葛西敬之、加藤久和、小林毅、末澤豪謙、田近栄治、冨山和彦、、宮武剛  (敬称略)

(財務省)
麻生財務大臣、大家大臣政務官、竹谷大臣政務官、福田主計局長、美並主計局次長、可部主計局次長、茶谷主計局次長、阪田主計局総務課長 他 

4.議題

○事務局説明 

  • 「平成28年度予算編成に向けて」 

5.議事内容

○ 本日は、前半では麻生財務大臣ご出席の下でフリーディスカッションを行い、後半では「平成28年度予算編成に向けて」といった議題について、審議を行いました。
○ 各委員からの質疑や意見は以下のとおり。

【フリーディスカッション】

  • 2020年度にPBが黒字化したとしても、高齢化が留まるわけではない。このため、長期的な展望を行うことが必要である。先般、「経済・財政再生計画」が閣議決定されたことも踏まえ、昨年春の財審で行った財政の「長期推計」のアップデートをしたい。
  • 財政改革や社会保障制度改革が喫緊の課題となっている中、女性が輝く時代ということも言われており、女性の立場から財政について考える公聴会のようなものを開いてみてはどうか。過去には、平成18年に開いたこともある。
  • 大臣が来年度予算では、「経済・財政再生計画」で決めたことをしっかりとやると発言したことは心強い。高齢者は全員が弱者というわけではなく、負担できる方には負担のお願いをすることを大臣からはきちんと発信していただきたい。国民の理解、納得をどのように得ていくか、大臣に先陣切って進めていただきたい。
  • 先日、格付会社が日本国債を格下げしたが、その理由として、財政健全化、景気回復の先行きが不透明という点が挙げられている。財政再建を着実に進めていかなければならない。

【平成28年度予算編成に向けて】

  • 資料の34ページで、6ヵ国のうち、特にドイツと日本の比較で重要な問題提起があると思う。ドイツではシュレーダー改革、社会保障改革、労働市場改革、コーポレート・ガバナンス改革等を実施していたという点が重要。ドイツの改革をきちんと行う姿勢を日本も見習うべき。
  • バブル期について、この時期に政府債務残高を減らせていればと考えてしまう。2020年度のPB黒字化目標により収支改善したとしても、政府債務残高の着実な抑制をしていかなければ、バブル期の教訓を踏まえたことにはならない。
  • 戦前の軍事費の増大、戦後の大混乱の中でも、財政再建が行われたということは、現在に対する教訓。
  • 経済全体をよくするという観点から、切り詰めるところ、使うべきところをきちんとメリハリを付けてやっていくべき。
  • 戦後70年を振り返ったということだが、単に過去を回顧するだけでなく、将来に向けて教訓とすることが必要。ここから得られる教訓について、明確なメッセージとして建議の中に残していかなければならない。
  • 将来を正確に見通すことは難しいが、大事なことであると改めて感じた。不確実性が伴う中でも、数字等を保守的に見積もっていくことは重要。
  • 高齢者像が時代とともに変わってきたという点も重要。全ての高齢者が高齢であるがゆえに弱者ではなく、負担をお願いできる高齢者がいるということは改めて認識すべき。
  • 介護保険制度が導入された時には、この制度で医療費を適正化する趣旨だったが、介護も医療も増えてしまった。
  • 「経常歳出はあくまで経常歳入でまかなうという原則」に立ち戻るべき。主たる経常歳出である社会保障関係費の抑制が重要。
  • 社会保障以外についても、抑制が不可欠。「経済・財政再生計画」にある歳出改革を平成28年度予算編成においてもしっかりやっていくことが重要。

(以上)

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