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財政制度分科会(平成27年5月15日開催)議事要旨

 財政制度等審議会 財政制度分科会
〔議事要旨〕

1.日時 平成27年5月15日(金)16:00〜18:00

2.場所 財務省第3特別会議室(本庁舎4階)

3.出席者

(委員)
遠藤典子、倉重篤郎、黒川行治、古賀信明、角和夫、竹中ナミ、田中弥生、土居丈朗、富田俊基、永易克典、吉川洋、赤井伸郎、老川祥一、岡本圀衞、加藤久和、小林毅、佐藤主光、末澤豪謙、十河ひろ美、武田洋子、田近栄治、増田寛也、宮武剛、鳥原光憲、南場智子、宮武剛  (敬称略)

(財務省)
宮下副大臣、竹谷大臣政務官、田中主計局長、岡本主計局次長、太田主計局次長、西田主計局次長 他 

4.議題

○事務局説明 

  • 有識者ヒアリング
    • 森田朗 中央社会保険医療協議会会長
  • 事務局説明
    • IT予算

5.議事内容

○ 本日は、「社会保障」について、森田朗 中央社会保険医療協議会会長よりご説明していただきました。その後、「IT予算」について、審議を行いました。
○ 各委員からの質疑や意見は以下のとおり。

【有識者ヒアリング】

<資料1に基づき森田会長からご説明> 

  • 医療費は増加傾向にあるが、財政健全化のために抑制が必要。ただし、マクロ的な抑制は弱者にしわ寄せがいくため避けるべき。
  • 現行の診療報酬制度においても削減は可能。実態についての詳細なデータに基づく診療報酬制度の見直しが必要。

<その後、委員からの質疑に対して森田会長から以下のご回答>

  • かかりつけ医の重要性は中医協も認識しており、その普及のためには、診療報酬制度の見直しに加えて、内科や外科等と並んで、イギリスにおける総合家庭医のような専門医の養成を大学で行うことが必要。
  • 地域の医療・介護の分野では、患者情報の共有等において、IT技術が貢献し得る。
  • かかりつけ医に対するアウトカム加算は可能であり、英国の例も参考になる。
  • 日本は、ドラッグラグがあるといわれるが、審査ラグは海外と比べて遜色なくなっている。一方、申請ラグは企業が市場の魅力などを見極めて行う問題。
  • ITの医療分野の活用の余地としては、国民の健康情報を記録して、治療のアウトカムや医療機関の成績を評価しようとしているスウェーデンの例などが参考になる。
  • 費用対効果分析を実施する際の、効果の評価の在り方については、イギリスで行われている生存の質を評価するという手法も参考となる。

<その他、委員から、森田会長のご説明に関連して以下のご発言>

  • 医薬品については、費用対効果を考えて処方するガイドラインを策定すべき。
  • 包括払いを1日当たりだけではなく1疾病あたりとするなど、さらに拡大していくべき。
  • 発生確率が低くても治療費の高い疾病にリソースを重点化すべき。発生確率が高く、治療費が安い疾病については、保険の適用範囲を狭めるべき。
  • 1点あたり10円の診療報酬だが、国民に分かりやすいように、円で表現したらいいのではないか。

IT予算について】

  • IT投資によって、どれだけ行政サービスや業務が改善したのかを明らかにすべき
  • IT投資によって、政府部門の仕事全体の在り方の変化を明確にすべき
  • 設備の更新、メンテナンス、その他の莫大な費用など、費用対効果を踏まえて総合的にITの導入を判断すべき
  • IT投資の目的が、業務の効率化にあることを忘れてはならない。IT化自体が目的化することがあってはならない
  • 今後も財審でIT投資と財政との関係を議論すべき
  • IT化の目的を設定し、それに沿って評価すべき

 

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